AURO社は基本的に天然原料だけで製品の開発・製造を行っています。主要な原料は植物で「亜麻の種子→亜麻仁油」「アブラナ→菜種油」「トウゴマ(ヒマ)→ひまし油」などが代表的な例です。また自社開発した植物由来の画期的なバインダー「Replebin(レプレビン)」は、トウモロコシや小麦の廃棄部分から採取されます。植物原料は主に契約農家で有機栽培されているため農薬(化学物質)汚染がないことも注目すべき点です。
　その他、鉱物や天然顔料を使用しますが、ドイツ国内で得られない原料はフェアトレードにて諸外国から調達しています。
　AURO社の製品の多くは生分解性があるためコンポスト(堆肥)化が可能です。石油ベースの原料は、法律で使用が義務付けられている場合のみ使用します。
AURO社は使用原料を明瞭に公開することで消費者の皆様から信用を得ております。

サスティナブルな原料を使い、サスティナブルな工法でつくられた製品は、人や環境の健康を犠牲せず、その安全性も唯一無二といえます。建築分野ではここ数年、高気密性が重視されておりますが、高気密だからこそ建物内部の空気を健全な状態に保つことが重要とされ、AURO製品のニーズがこれまで以上に高まってきています。
またAURO製品をお使いいただきますと、おのずと「生物多様性の保全」「資源の保護」「二酸化炭素排出量の削減」に貢献することができるのもAUROが選ばれる大きな理由となっています。